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芥川賞を取らなかった名作たち [ 佐伯一麦 ]
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朝日新書 佐伯一麦 朝日新聞出版発行年月:2009年01月 ページ数:244, サイズ:新書 ISBN:9784022732583 佐伯一麦(サエキカズミ)1959年宮城県生まれ。仙台一高卒。上京し、週刊誌記者などを経て電気工として働きながら執筆活動を続け、84年『木を接ぐ』で海燕新人文学賞受賞。『ショート・サーキット』(野間文芸新人賞)、『ア・ルース・ボーイ』(三島由紀夫賞)、『遠き山に日は落ちて』(木山捷平文学賞)、『鉄塔家族』(大佛次郎賞)、『ノルゲ』(野間文芸賞)ほか著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 太宰治「逆行」/北條民雄「いのちの初夜」/木山捷平「河骨」と小山清「をぢさんの話」/洲之内徹「棗の木の下」/小沼丹「村のエトランジェ」/山川方夫「海岸公園」/吉村昭「透明標本」/萩原葉子「天上の花ー三好達治抄ー」/森内俊雄「幼き者は驢馬に乗って」/島田雅彦「優しいサヨクのための嬉遊曲」/干刈あがた「ウホッホ探検隊」 第一回芥川賞選評で、「生活の乱れ」を指摘された太宰治。受賞の連絡を受け、到着した会場で落選を知らされた吉村昭。実名モデル小説を「興味本位で不純」と評された萩原葉子…。「私小説を生きる作家」として良質な文学を世に問い続ける著者が、芥川賞を逃した名作について、その魅力を解き明かす。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本) 人文・思想・社会 文学 その他 新書 その他 >>詳細を見る







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